熟練のかつらウィッグ職人が一つ一つ丁寧に真心込めて100%手作り

オーダーメイドでなければその方に合ったかつら・ウィッグは作れない

レリエンスはオーダーメイド専門のかつら・ウィッグ製造会社です。時々既製品の製作依頼を頂戴することもあるのですが、丁重にお断りをさせていただいております。

それは「お客様に末永く、満足してお使いいただけるかつら・ウィッグをお作りするには、ヘアースタイル、ヘアーカラー、ウェーブの大きさなど、お客様のご要望をしっかりと反映させて作ることができる、“オーダーメイドかつら・ウィッグ”でなければならない」ということを、これまでの経験から、レリエンスメディカルのかつら・ウィッグ職人が良く知っているからなのです。

頭のサイズは人それぞれ違いますし、分け目の位置も、そしてつむじの位置も人それぞれ違います。当然、髪の毛の量も違いますし、髪の毛の色も人それぞれ。

また女性の方ですと、フロント、サイド、天頂部など、場所によって微妙に色が違うこともありますから、「規格で決まった既製品だと、なぜかフィットしなくてずれてしまうし、ヘアースタイル、ヘアーカラーがなんだか自分に合わず、なんだかシックリとこない・・・」ということが起きてしまうのも当然といえば当然なのです。

かつら・ウィッグ作製前の妥協なき徹底したお客様への聞き取り

レリエンスメディカルではかつら・ウィッグの作製前に必ずお客様とお会いし、様々な質問をさせていただきます。

まずはご希望のヘアースタイルに関する細かな内容。たとえば髪の毛の長さ、ウェーブの大きさ、分け目の位置、分け目をハッキリとつける/つけない、敢えて分け目を見せる/見せない、白髪を入れる/入れない、ふんわりしたスタイルにしたい/ボリュームをつけたくない、髪の毛の量を多くしたい/年齢相応に少なめにしたい、などなど…。

時には以前お客様が撮ったご自身のお写真、または雑誌から切り抜いたヘアースタイルの写真などを前にして、色々な質問をこちらから投げかけたりもいたします。

これ以外にも必要に応じてお仕事の内容、出張は多いのか少ないのか、海外に行かれることは多いのか、余暇の過ごし方、一日の大まかな行動パターンなどにも質問は及びます。

一見するとかつら・ウィッグ製作に関係が無いように思われますが、決してそうではありません。その方の身体の一部となり、朝起きてから夜寝るまで、いっしょの時を過ごすことになるかつら・ウィッグですから、一日の色々な場面を想定しなければいけません。

こうしてお聞きした内容を吟味して、そのお客様に一番ふさわしいかつら・ウィッグを企画設計し、お客様の頭の採寸をした上で、ようやく当社のベテランかつら・ウィッグ職人が製作に入っていくのです。

かつらウィッグの本物と自然さを目指して全て手作りにこだわるレリエンスメディカルの職人魂

かつら・ウィッグ製作には、10万~15万本の髪の毛を植えていく「毛植え工程」というものがあります。この工程は、ご要望のヘアースタイルに応じて髪の毛の流れを考えながら、かつら・ウィッグ職人がその手で一本一本、約3週間かけて丁寧に髪の毛を植えていくもので、かつら・ウィッグ職人の経験度合いが問われる、製品の品質を決定づける重要な工程の一つです。

かつら・ウィッグ製品の中には、ミシンを使って髪の毛を縫い付けていく製品もありますが、髪の毛一本一本の毛流れを考え、上から覗き込まれた時も、分け目が本物の地肌同様に見えるかつら・ウィッグ作りを目指しているレリエンスメディカルの職人は、毛植え工程に機械は一切使いません。

それがゆえに、製品完成までに一ヶ月と時間がかかり、機械で毛植えしたかつら・ウィッグよりもお値段がどうしても割高にはなりますが、レリエンスメディカルのかつら・ウィッグ職人が「本物」を追求し続ける限りは、「完全手作り」へのこだわりは今後も変わることはありません。

当社レリエンスメディカルのお客様には、オーダーメイドでしか作れない、本物に限りなく近いかつら・ウィッグであるが故の作製日数とそのお値段であることを、最初にご理解いただいた上で、製作のご注文をお願いしております。

国内のかつら・ウィッグ自社工房だから出来る徹底した品質管理

自然で本物そっくりのかつら・ウィッグを作るには、かつら・ウィッグ職人の経験値も大事ですが、生産工程内の管理も重要なポイントのひとつとなります。

自社工場(工房)の良い点は、常に自分たちで直接管理ができるということです。他力本願ではありません。品質の問題が発生した場合でも、日本国内にある、自分たちの工房であることから瞬時に問題の対応ができ、大きな品質問題を水際で食い止めることができます。

しかし、海外などの他社工場に委託して作らせた場合、品質に問題が発生しても自分たちの工場ではないため、委託工場側に品質のクレームを出すだけで、抜本的な品質改善までに相当な時間がかかる場合が多々あります。

レリエンスメディカルのかつら・ウィッグ自社工房は新潟県胎内市にあり、工程内は常にベテラン職人たちによって管理されています。製作中に確認したいことがあれば、すぐに連絡が取れることも国内に工房がある利点の一つです。必要に応じてお客様から製作担当の職人へ、または担当職人からお客様へとすぐに確認が取れるのです。

海外のかつら・ウィッグ工場には真似のできない、工程管理の行き届いた新潟のかつら・ウィッグ工房で、今日もレリエンスメディカルのかつら・ウィッグ職人は、品質の高いオーダーメイドかつら・ウィッグをひとつひとつ手作りしています。