12年間で72万個を生産管理した経験とノウハウ
私はフィリピンにあります大手かつらメーカーの工場で2006年までの12年間、約72万個の生産管理に携わっていました。そんな私が、医療用専門のかつら屋さんであるレリエンスをなぜ立ち上げようと思ったのか?
それは副工場長をしていた2005年、小児科の看護師をしていた妹から「大手かつらメーカーの商品は高すぎて買えない患者さんがいっぱいいるから、そういった患者さんのために買いやすいかつらを販売したら?」と言われたことがキッカケでした。
妹から、かつらで困っている患者さんの話を初めて聞いた私は、「これまで自分は商品を作ってきただけで、実際商品を使う人のことを、まったく知らないまま過ごしてきた…」ということを、この時初めて思い知らされました。
これを機に、「せっかくなら、これまで工場で培ってきたそのノウハウで、顔の見えるお客様のために商品を作りたい!」という思いを強くしていった私は2006年、会社に辞表を提出して自社工場を設立し、価格が安く、患者さんのために開発された医療用のウィッグ・かつらの商品開発を始めました。
病気で脱毛してしまった患者さんが日常生活に支障をきたすことなく、毎日の生活を明るく過ごせるようなウィッグ・かつらとは、見た目が自然で、つけ心地も抜群な、まさに“体の一部となるウィッグ・かつら”でなければいけません。そのためには使う素材を吟味し、“本物素材“で商品を作る必要があります。
レリエンスでは人毛、人工耐熱毛などの毛材、また、ネット、ウレタン素材など、すべての素材に“本物“を追求し、業者と契約した上で、選び抜いた”本物素材”だけを直接仕入れています。現在は日本国内はもちろん、スイスなど海外から仕入れています。
本物の素材を業者から安く仕入れ、自社工場から患者さんに直接販売することで、患者さんために開発した本物の商品を、安い価格でお届けすることができるのです。
知り合いの華僑の手助けもあって、今では小さいながらも、中国とフィリピンの二ヶ所に自社工場を稼動しています。自社工場が可能にした、価格の安い、患者さんのための医療用ウィッグ・かつら。それは、12年間で72万個のウィッグ・かつら製作に裏づけられた、経験とノウハウの結集なのです。
